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大山レポートは、半導体やその関連材料、部材、装置などの製造、流通、調達に関わる担当者、そして半導体業界の調査分析に携わる投資家、金融機関、証券会社、調査会社、コンサルティング・ファーム、研究機関などを含む「プロフェッショナル」の方々のための半導体情報誌です。
さまざまな半導体の市況と市場予測、業界や企業の業績予測を中心に、「半導体業界のこれから」を決める重要な、技術トレンドやビジネス環境、政策などに関するトピックについて分析、予測、解説していきます。
半導体に関する業界予測や需給予測は、これまで以上に難しくなってきました。AIをはじめとする劇的な技術進化もあります。それに加えて深刻なのは、経済合理性、技術進化といった「ビジネスのルール」を基本に将来を見通す方法論が使えなくなってきたことでしょう。
あらゆる産業分野で電子化、IT化が急速に進んだ結果、半導体なくしては産業も社会生活も成り立たないという状況が生まれました。つまり、半導体調達は企業だけでなく国や地域の存亡を左右するほどの重要課題になったのです。
こうした状況を踏まえ、グローバルな政治外交問題、国内政策の動向などを押さえながら、さらには先端技術の動向を注視しつつ、現状報告にとどまらない「仕事に必ず役立つ」情報提供に特化していきます。
第2号の記事ラインナップ
COVER STORY
「NVIDIAの研究、独占の構造と賞味期限」
データセンタ市場(AIサーバ)に向けたGPU(Graphics Processing Unit)において一人勝ち状態にある米NVIDIA。2024年5〜7月期には売上高が300億米ドルを超え、同社の過去最高を記録した。同社のGPUには消費電力という「アキレス腱」があるが、この快進撃はまだ止まりそうにない。少なくとも、あと4〜5年は続くと筆者は予測する(大山聡)。
MARKET DATA
「世界半導体の本格回復は25年第1四半期、過剰在庫の整理が遂に完了へ」
世界半導体市場動向/ディスクリート半導体の市場動向/光半導体の市場動向/センサ/アクチュエータ半導体の市場動向/アナログICの市場動向/マイクロ(MPUとMCU)の市場動向/ロジックICの市場動向/メモリICの市場動向/半導体製造装置とメモリICの市況の相関/半導体製造装置の地域別出荷額/台湾TSMCの業績/米Intelの業績/米NVIDIAの業績/米AMDの業績/米Broadcomの業績/米Qualcommの業績/韓国Samsung Electronicsの業績/韓国SK hynixの業績/米Texas Instrumentsの業績/スイスSTMicroelectronicsの業績/独Infineon Technologiesの業績/ルネサス エレクトロニクスの業績/東京エレクトロンの業績/オランダASMLの業績/米Applied Materialsの業績/ファウンドリ企業のウエハ価格推移(40n〜130nm)/ファウンドリ企業のウエハ価格推移(16n〜28nm)/ファウンドリ企業のウエハ価格推移(5nm、7nm)
GURST PAPER
「日本の半導体産業は必ず再興させる、TSMC誘致はその第一歩にすぎない」
自由民主党 半導体戦略推進議員連盟名誉会長 元衆議院議員 甘利明氏
NEWS REPORTS
・PSMCの日本進出が白紙に、撤退理由は「中国」
・デンソーとロームが提携、SiCパワー半導体に衝撃
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